フィラデルフィア [映画]
自分は泣けるドラマや映画というのが苦手で、スナイパーと一般女性の恋はもちろん、若年性アルツハイマーとの闘病生活とかなるともっともっと駄目で数分も見ることが出来ません。
フィラデルフィアもそういう映画だと思ってずっと見て見ぬ振りをしてましたが、たまたまテレビでやってて覗いてみると、
面白かったっす!
いや、面白かったっていうと語弊がありますね。
エイズと同性愛をテーマにした重い映画ではありますが、「被害者はこんなに可哀想なんだ」ではなく、
トム・ハンクス(訴えた人)「エイズ・同性愛者」
会社側(訴えられた人)「エイズ・同性愛を差別する人」
デンゼル・ワシントン(弁護士)「エイズと同性愛に対して可哀想だとは思うが実際近くにいると困ると思う人」
つまり、デンゼル・ワシントンの役どころは映画を観ている自分らではないか、あんたはどう?同性愛者がエイズになってもしょうがないと思ってない?って訴えている作品な気がします。
作品としてのテンポもよくて重いテーマなんだけど肩肘張らず何度でも観られる映画だと思います。
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