BMW物語っていう本 [読書感想文]
BMWのオーナーならば読んでおかなければならない。
と主張しているかのように分厚くて、会社のマークがど~んとデザインされている本。
読破しました。
この手の本にしてはなかなか面白くて、オーナーならば読んでても損はしない本だと思います。
中でもへ~と思ったのが
・車の後ろに貼ってあるステッカーの文字「フロイデ・アム・ファーレン」は「完璧な走りの歓び」っていう意味で、日本の「駆け抜ける歓び」という訳し方は世界的に例外。
・アメリカ人も日本人同様に割高感を感じているところ。
・ヨーロッパでの車の評価はどれだけ速いかではなく、ブレーキがどれだけきくか?であること。
・ロールスロイスの前に飾ってある飾りは盗まれないように格納出来るようになっていること。
・当初、7シリーズのリアデザインはかなり不評で関係者がみんな「俺がデザインしたんじゃない!」と責任のなすりつけあいをしたところ。
他にもいろいろありましたが、図書館に返却済みで記憶が曖昧です。
1シリーズが発売される直前にまとめられた本でまだ新しいので、読むなら今のうちかなと思います。
(車の本って出版されて10年くらい経つと価値観が全く変わってしまって読むのが苦痛になりますよね)
BMW物語―「駆けぬける歓び」を極めたドライビング・カンパニーの軌跡
- 作者: デイビッド キーリー
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2004/12
- メディア: 単行本
面白そうな本ですね~。
たまには読書してみようかな。
「駆け抜ける歓び」と「完璧な走りの歓び」。前者の方が、運転するぞーっていうワクワク感がありますね。
by ゆうこ (2006-07-18 22:18)
買うと高いので図書館あたりで借りられるのをお薦めします。
この本を読む前はステッカーに書いてある言葉自体の意味が分かりませんでした。確かに「完璧な走りの歓び」ってなんだか固いですね。
by sugarbabe (2006-07-19 22:06)
こんばんわ! コレは是非見てみたい、そんなトリビアがたくさんありそうな本ですね。ヨーロッパでの評価、これはやはり移動時間短縮=車両価格の高さに準じて、飛ばすから止まるモノを優先してるっていう、いかにも合理的な考え方ですね。でも、不可解なのがドイツ人は、意外に音には鈍感らしく、堅牢なクルマ作りからは考えられない、車音のうるささ。とても微妙なお国柄のようで。
by Roadrunner (2006-07-21 00:34)
この本を読んでいるとBMWはわざとドライバーにエンジン音を聞かせているそうで、レクサスは遮音しすぎて不評だったそうです。
ヨーロッパ人は多分、マニュアル中心なところや、故障も多いところも含めて運転している感覚がないと嫌なんでしょうね。
by sugarbabe (2006-07-22 11:38)
Fahren (ファーレン)とは、ドイツ語で「走る」「旅する」ですよね。
「フロイデ・アム・ファーレン」なら「走る喜び」≒「駆け抜ける喜び」で良さそうな気がしますが…
「完璧な」はどこから表れたのでしょう??
by ゾラック (2006-07-22 17:57)
自分は全くドイツ語を知りませんが、ご指摘の通り完璧なって表現はないですね。
もしかしたら、「フロイデ・アム・ファーレン」ではなくて、世界的に使っている広告の言葉かもしれません。勘違いしてたらすみません。
近いうちに調べてみます。
by sugarbabe (2006-07-22 19:12)