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松本隆プロデュース作品その2 [ポップス]

裕木奈江さんの「水の精」を改めて聴いてみたところ、昔聴いた印象とは大分違って聴こえました。
昔は全く歌詞を聴かない聴き方をしていたので、暗いというイメージしかないアルバムでしたが、今聴くと、かなり詞とコンセプトが先行していた作品だったってことに気が付きます。
その詞についてですが、かなり幻想的な表現が目立ち、かいつまんで紹介することが出来ませんが、一部彼らしい表現を載せると、

空気みたいに愛してる
空気みたいに愛してる
あなたなしだと息も出来ない
空気みたいに愛してる
見えなくたって 触れなくたって
空気みたいに愛してる

「宮沢賢治」と「はっぴいえんど」が好きだった彼女にとって、前者は以前のアルバムで叶え、後者はこの作品で叶ったのはないでしょうか。
「水の精」が発売された14年前は、このように聴き手を引っ張っていくような作り込んだ作品が多かったのに、邦楽のポップスのフィールドでは今、本当にないですね。
そりゃ売れなくなるわな・・・という気はします。
ちなみにこのアルバムに携わった人物を挙げると
細野晴臣、鈴木茂、楠瀬誠志郎、筒美京平、矢野顕子、井上鑑、コシミハル、松浦雅也、窪田晴夫です。
ちなみに、このアルバムは今、プレミアがついています(買っておいてよかった)。


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deacon_blue

☆ あたしは『風街図鑑』で松本さんが彼女に書いた歌のことを知り,意外と良い声がしているのに驚いた記憶があります。今「いじめ」問題があると嬉しそうに飛びつくマスコミが10年ほど前に何をしたのかを考えれば,彼女が国費で外国に研修に行く程度のことで四の五の言う資格などないだろうと,あたしは思うのですが。。。しっかし,プレミア品でしょうね(^^;)。
by deacon_blue (2007-01-08 09:32) 

sugarbabe

風街図鑑が欲しくなって、購入しようと思いましたが、既にこちらもプレミアが・・・。
オークションでは、まだどうにかなりそうだったので入札しました。
彼女に対してマスコミがやったことって、演技が男性に媚びているから。みたいだったんですが、なんだそれ?ですね。
国費で外国に行くのも、選ばれた方の人物を批判すなよ。
by sugarbabe (2007-01-08 11:23) 

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