映画「めがね」を観ました。 [映画]
「かもめ食堂」を監督した荻上直子さんの作品です。
大きな山も谷もありませんが、飽きさせず、ずっと観ておきたいテイストのままです。
また、泣かせたり、興奮させたりする映画ではなく、観る人を癒しして、考えさせる映画です。
でも、ちょっと空しくなるかも(受け取り方次第です)。
主人公が携帯の繋がらない海の見える旅館に行くという内容なのですが、セコセコ生きずに、田舎に行って自給自足しようぜというような非現実的メッセージではなく(薬師丸ひろ子がその役をやってましたが)、淡々とした登場人物の会話の中に一言二言で言えないメッセージが込められています。だから、飽きずに観ることが出来るのかもしれません。
「かもめ食堂」は意図的に幻想的というかフィクション的なところがありましたが、今回はそういう場面がないので、自分としては「めがね」の方が好きです。
映画館で観たい映画だと、以前書きましたが、AV機器を揃えて、カーテンを閉めて、自宅でじっくり観たい映画です。
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