中川翔子コンサートツアー 福岡国際会議場 [ポップス]
もし雨が降らなかったら、もっとファンの方々のコスプレで華やかやったんかなと思うとちょっと残念でしたが、
コンサート自体はとても楽しいものでした。
今年はash→しょこたん→サマソニとなかなかバラバラなコンサートスケジュールとなりそうですが、それに負けず劣らず感動しました。うるうるとくるくらい。
やっぱり、そう思わせたのは彼女の真摯な姿勢です。
人生30,000日しかないんだから、貪欲に生きたい!
だから頑張って次も福岡に来たい。
これをよく語ってました。しょこたん頑張ってるな。と思う反面、やや刹那さも感じます。
明日があるさ、とか竹内まりやの新曲みたいに、♪いつも頑張って疲れ気味の自分~(みたいなの)と比べれば、今頑張らないでいつ頑張る?と尋ねられてる感じです。
今日は福岡に泊まります。友達に会います。
と語ってましたが、まだコンサートツアーは中盤らしい。大事な身なんだけど誰か同行するのかな。私用だけども。とか思ったりもしました。
途中歌詞が飛んで、空気が固まった感じがありましたが、それがまたいいところ。
苦言を言えば
福岡、福岡。と語ってましたが、九州各地から集まってるんでそこのところ出来れば知ってもらいたい。まぁどうでもいいことですが。
竹内まりやが聴けない [ポップス]
旦那である山下達郎さんの曲はデビュー作からずっと好きです。
特に新作アルバム「デニム」に入ってる「人生の扉」とかラジオから流れただけで消します。
好きになろうと努力はしましたが、やっぱり駄目です。
最近の楽曲を聴いていると空しくなるというか、暖炉を囲んだ暖かい家庭が住んでる大きな家の玄関の前で、ぼろっ布を着て裸足で立ってる様な気がしてきます。
つまり、自分には他人の幸せを見て喜ぶほど器量も気持ちの余裕もないってことですね。
発売日に買ってまだ開封していませんが、余裕が出てきたら聴こうと思ってます。
- アーティスト: 竹内まりや,Alan Jay Lerner,杉真理,山下達郎,服部克久,センチメンタル・シティ・ロマンス,Piccadilly Circus
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2007/05/16
- メディア: CD
松田聖子in福岡マリンメッセ [ポップス]
初めて松田聖子さんのコンサートを体験しましたが、ここまで40代付近の女性が多いとは知りませんでしたね。
NHKで放送しているのを観て「んな。おおげさな」と思いましたが、いやはやびっくりです。
NHKのドキュメンタリーはあまりにも彼女の姿が少なくてがっかりでしたが、恐らくNGが多かったんだろうなと思います。
で、今までロックのライヴしか行ったことがないためその違いを書きます。
・開演前の曲が松田聖子本人の曲。
・新曲をPVとエンディングのBGM含め3回歌ったところ。
・歌がうまい。
印象的だったのが、
客が「二曲歌って」と言ったらきちんと二曲歌ったり、客の受け答えにきちんと答えていたところです。
今まで自分が思っていたイメージは客に媚びない、完成されたステージを提供する松田聖子の姿だっただけに意外でした。
あとサプライズはさやかさんがステージにあがったところです。
残念だったのがアリーナ公演だったのに、大画面モニターがなかったこと。折角きれいな衣装を着ても、さやかさんがあがってきてもよく分かりません。
ちなみに写真はパンフレットより。
中川翔子の空色デイズとW購入特典 [ポップス]
全くグレンラガンを観ていないのでこのシングルが初めての「空色デイズ」となります。
今風の曲ですね。
アニメの主題歌はアニメを観てないとちょっと損した気分になりますが、この手の曲を聴いてると頭の中でリピートしまくりそうで怖いです。
2曲目を聴くと、しょこたんパパが亡くなったこととだぶってきます。
それよりもちょっと考えさせられたこと。
「しょこたんかばー」と「しょこれみかんぬ」のW購入特典で、抽選で直筆サイン入り特大サイズポスターと直筆サイン入り写真をプレゼントというのがあり、運よく当選したんですが・・・。
全然、直筆サインじゃなかったこと。
印刷したサインも直筆っていうのかな?そりゃあワープロ文字じゃないから直筆なんかもしれんけど・・・自分が間違ってるんかな?
以前の彼女だったら、直筆サインっていったらきちんと夜なべして書いていました。
そういう「無茶するなぁ。ぎこちないなぁ」というところが彼女の魅力だったのに。
現在ファンクラブの会員を募集してて、去年までだったら彼女本人が書いた直筆入り会員証をくれたものですが多分今年から印刷なんでしょう。
とにかく印刷なら印刷でもいいので、きちんと印刷だって言って欲しいもんです。
しょこたん☆かばーについて [ポップス]
アイドルのファンになるというのは、走れメロスみたいなもんで絶対に最後には報われないことが分かっているし、見つかってしまうと隠れキリシタンの様に迫害にあう。
男性アイドルファンはいいですね。結婚しても頑張ってる人が多いから、ずっと応援出来る。
女性アイドルは彼氏が出来ただけで変わるし、結婚なんてしたら別人である。
なんか知らんけど、いろんなことを辞めてしまう。
結局キャーキャー言われたかっただけなんかな。
女性アイドルは松田聖子のように頑張ってもらいたいと思う。
本題。
しょこたん☆かばーのロマンティックあげるよを聴くと原曲がどんなだったか忘れてしまう。
どうでもいいと思ってたけどこんなにいい曲だったんだと思う。
つまりとてもよく出来たカバーです。
残酷な天使のテーゼはコンセプトからいって別にカバーせんでもと思うけど、10年以上前の曲なんすね。
知らない人も多いんだろう。
特典DVDを観ていると周りがかなり気を使っていることが分かる。
素のしょこたんもいいけど、そういう見方をすると結構面白かったりします。
- アーティスト: 中川翔子, 吉田健美, TATOO, 芹沢類, 平田祥一郎, 岩里祐穂, 田上陽一, 及川眠子, 康珍化
- 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2007/05/02
- メディア: CD
ストロベリmelodyを観て、聴いてみて [ポップス]
やっぱり、バンドサウンドはいいですな。
SOUL’d OUTの方が曲を作ったというので、サンプリングを多用して重低音を中心に聴かせる音のかなと思ってましたが、アンサンブルがしっかりしていて、とってもよく出来た楽曲だと思いました。クオリティが高いので、カラオケだけでも聴けます。どれだけ高いかというと、iPodにインポートして、好きな時に聴けるようにしていたいというくらいです。
さらっと聴いただけでは逃してしまいますが、さすがにHIPHOPミュージシャンが作ってあるだけにきちんとラップをしています。
ちなみに、作詞している渡邊亜希子さんはクリスタルケイの曲も書いているようです。
あと、3曲目に入っているDear my saint-girlを作詞している亜伊林さんは永井真理子さんのZUTTOを書いた人です。最近、永井真理子って何やってんだ?と思っていたので調べる良い機会になりました。ちなみにこの曲は松田聖子さんの曲名をつなげた曲ですが、普通気付きませんね。おそらくわざとでしょう。
あとトリビア。本当はこの曲、1stのブリリアントドリームに収録されるはずだったけど大人の事情で2ndに収録されることになったと、とあるイベントでチーフマネージャーの市川さんが言っていました。
PVを観ると、ファンなら気付くネタがちりばめられていて面白かったりします。でも、ファンじゃなかったら、この猫は何?もしかして、あのマミタス?と思うかも。
曲の最後にスタッフが映るんですが、この場面を入れたおかげで折角の雰囲気がぶち壊しになっている気がします。でも、あの一瞬であれが寺島さんか?市川さんか?と思ったりするのもネタなのかななんて思ったりします。
- アーティスト: 中川翔子, 渡邊亜希子, Shinnosuke, 戸田昭吾, たなかひろかず, 亜伊林, 高浪敬太郎
- 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2007/02/14
- メディア: CD
松本隆プロデュース作品その2 [ポップス]
裕木奈江さんの「水の精」を改めて聴いてみたところ、昔聴いた印象とは大分違って聴こえました。
昔は全く歌詞を聴かない聴き方をしていたので、暗いというイメージしかないアルバムでしたが、今聴くと、かなり詞とコンセプトが先行していた作品だったってことに気が付きます。
その詞についてですが、かなり幻想的な表現が目立ち、かいつまんで紹介することが出来ませんが、一部彼らしい表現を載せると、
空気みたいに愛してる
空気みたいに愛してる
あなたなしだと息も出来ない
空気みたいに愛してる
見えなくたって 触れなくたって
空気みたいに愛してる
「宮沢賢治」と「はっぴいえんど」が好きだった彼女にとって、前者は以前のアルバムで叶え、後者はこの作品で叶ったのはないでしょうか。
「水の精」が発売された14年前は、このように聴き手を引っ張っていくような作り込んだ作品が多かったのに、邦楽のポップスのフィールドでは今、本当にないですね。
そりゃ売れなくなるわな・・・という気はします。
ちなみにこのアルバムに携わった人物を挙げると
細野晴臣、鈴木茂、楠瀬誠志郎、筒美京平、矢野顕子、井上鑑、コシミハル、松浦雅也、窪田晴夫です。
ちなみに、このアルバムは今、プレミアがついています(買っておいてよかった)。
ストロベリmelody [ポップス]
SOUL'd OUTのメンバーが作曲したという新曲。
中川翔子さん、ラップでもすんのかな。と思ってましたが、通して聴いた結果、80年代のアイドルソングみたいな曲でした。しかしアイドルですらアーティストと呼ばれる昨今、裏声を盛り込んで歌い上げず「歌手」というスタンスに立った作品に感を持ちました。
しかし、この曲で歌手・中川翔子のファンになる人っているのかな。というのが正直な感想です。
アイドルの曲には松田聖子さんだったら「風立ちぬ」で「帰りたい↓・帰れない↑」だったり、斉藤由貴さんだったら「悲しみよこんにちは」で「へ・い・き」だったりググっとくる箇所があるわけです。しかし中川翔子さんの曲には確かに「す・き・よ」と歌ってはいるのですが、行き切ってない感があります。
あと、中川翔子さんのニューシングルのうちの一曲に松田聖子さんの曲名を並べて歌詞にした曲があります。
大滝詠一さんがエルヴィスの曲名を並べたり、誰か忘れてしまいましたが石原裕次郎さんの曲名を並べて歌っている人がいますが、この手の曲にはきちんとしたセオリーがあって、リスペクト対象者がいかにも歌いそうなメロディやサウンドになってなければいけません(言われて初めて気付くではないってことです)。
が、中川翔子さんの曲のメロディを聴く限り、いまいち松田聖子さんを想起させません。
きついこと書いてしまいましたが、まだいい音環境で聴いたわけではない(発売されてない)ので、かなり妄想も含んでます。
しかし、折角いい材料があるのに、周りの者がきちんと生かせ!というのが今回の新曲を聴いた正直な感想です。
将来、彼女が先頭に立って作られた作品が生まれるのに期待します。
・・・でも、ストロベリmelody買いますけどね。
(後日、買って聴いてみて大分印象が変わることになります)
ビリージョエルのコンサート [ポップス]
12月9日(土)Yahoo!ドームへコンサートに行きました。
過剰な演出がなく、過剰どころか照明も最低限。今までいくつかスタジアムライブに行きましたがここまで淡泊なのも初めてです。
ビリーがMCをするたびドームに声が響いて、そのこだまに耳を澄ませていましたが、音楽面に関しては、さすが慣れているだけあって音量もバランスも適切。それぞれの楽器の音がきちんと聞こえていました(日本のミュージシャンのライヴはなんであんなに音量がでかいのだ?)。
以前から思っていたのが、ストレンジャーの口笛。果たして誰がやるのか?ビリー?コーラス?案外ドラマーだったりして。と思っていたら録音でした。ちょっとがっかり。
アンコールのイマジンからピアノマンに繋がるところは目頭が熱くなりました。
淡泊な演出が逆に曲のよさを引き立たせてましたね。
あと、ピアノが180℃自動的に回るようになっていて、左右の客がビリーの顔を拝めるようになっています。