ビートルズ「LOVE」の感想 [UKロック]
何かと言われる、ビートルズのリミックスアルバムですが、悪くないです。
正直なところ、解散後90年以降の作品の中では「フリー・アズ・ア・バード」「リアル・ラヴ」「ラヴ・アット・ザ・BBC」に次いで良い出来なんじゃないかなと思います。
しかし、なんでこうも、頻繁にリリースをしていかなければいけないんでしょう?小野洋子、ポール、リンゴ、アップルその他大勢が持っている会社にとって、経済的に破綻をきたすからとか?とか勘ぐぐるな。
ビートルズの作品を未聴の誰かに聴かせる場合、「1」ではなく「LOVE」の方がビートルズが持つロックンロールバンドらしさがあるのでこっちを薦めますね。
「1」はなんというか教科書ぽくて、あんまり好きになれない。
あと、5.1chの感想。
聴き始め「ビコーズ」のコーラスで音に包み込まれる感覚は気持ちがいいですが、悲しいことにそんな手の込んだことにだんだん慣れてきてどうでもよくなります。
悪くはないけれど、特に変わったこともやっていないので、よっぽどのファンでない限り買う必要はないと思います。
それに4800円は高い。ぼったくり。
それよりも、まだリリースしてない大物、レット・イット・ビーと武道館、その他ライヴのDVD化を早くやってくれんか?と思ってしまいます。
武道館で歌うポールのマイクのネジが緩んでいるのか歌うたびに横に動いて、しょっちゅうマイクを直す姿は見ていて腹が立つ。
それじゃない映像がDVDになってもらいたいもんです。
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