黄色い部屋の謎 [読書感想文]
1907年に書かれた推理小説のルーツとも言われる古典的名作。
作者はオペラ座の怪人も書いたガストン・ルルー。
最近の本にはあんまり関心がなく、どうせ読むんだったら時代の趨勢に打ち勝ったのを読みたい自分です。
読み進むにつれ犯人が分かった時はおおーって感じでしたが、そこまでいきつくまでが大変。
とにかく文章が長々しすぎてだんだん腹が立ってきます。でも、黒死館殺人事件に比べればどーってことないっす。この本が本当に面白かった人がいたらきちんとあって話したいくらいです。
ミステリーとしては面白いと思いますが、それを通じてヨーロッパの100年前の空気を味わおうと思ったら薦められないですね。
黄色い部屋の謎―乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10〈2〉
- 作者: ガストン ルルー
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1998/10
- メディア: 文庫
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