会田誠その1 [芸術]
会田誠氏は美術手帖で人造食用少女"美味ちゃん"の「とれたて いくら丼」を見て以来最も好きな現代芸術家となりました。すぐさまギャラリーに「美術手帖に載ってるあれください!」って連絡をしましたが、とにかくギャラリーから絵を買うなんて初めてなもんでどきどきものでした。
ギャラリーのスタッフが出来れば直接渡したいということもあり(自分も会ってみたいっていうのもあり)福岡のアフタヌーンティで現物を確認しました。あんまりにも作品が主張することが過激なので店員が全然注文に取りに来なかったのを思い出します。
「九州で購入する人は初めてですよ」
とのこと。う~ん意外だ。
ここで満足出来る自分ではありません。
コピーじゃなくて(美味ちゃんは枚数限定の複製商品)原画がどうしても欲しくなり、もっとも手頃だった「桃屋」を購入しました。
手頃といったものの自分みたいな貧乏人からすれば大変高価な代物です。しかしファイナルファンタジーの天野氏やラッセンの100枚くらい刷っているコピーに比べればとても安くて一点物なだけあって間違いなく価値があります。
「桃屋」のテーマは「日本のキャンベルスープ(byアンディ・ウォーホル)」。
わざと、予備校に通う美大を目指す生徒風に描いたとのことです。
そういえば、額を買いに行った際お店の人が「展覧会で飾る時、その木枠は輸送用に使えるから捨てない方がいいですよ」と、いかにも自分が描いたようなことを言われました。
あのね、東京芸大出た芸術家が描いた絵やっちゅーねん。
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