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江戸川乱歩 [読書感想文]

「孤島の鬼」って作品が好きです。
美少女と気の狂った人物のシャム双生児の牢獄日記から始まり、主人公が延々と続く孤島の洞窟を辿ってそのシャム双生児を救いに行く話なのですが、そういうゲテモノ的な感じもありながら、一人称で語られる一級のミステリーが本当の姿であり、それが楽しい。
読んでてあんまりにも救いようのない物語「盲獣」は酷すぎて怖かった。そりゃ発禁になるわ。って内容です。

孤島の鬼

孤島の鬼

  • 作者: 江戸川 乱歩
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1987/06
  • メディア: 文庫

盲獣―乱歩傑作選〈14〉

盲獣―乱歩傑作選〈14〉

  • 作者: 江戸川 乱歩
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1996/02
  • メディア: 文庫


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コメント 2

かめきち

sugarbabeさん、こんにちは。はじめまして。
乱歩の小説は救いようのない話が多々ありますよね。
ぼ、ぼ、ぼくらは少年探偵団っ♪(古っ)を書いたのと同一人物とは
思えないくらいです。
by かめきち (2006-05-22 22:51) 

sugarbabe

コメントありがとうございます。
丁寧な言葉で頭がおかしいんじゃないかっていうのも結構ありますね。
でも、それが面白かったりします。
by sugarbabe (2006-06-21 07:10) 

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