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小池真理子の「無伴奏」 [読書感想文]

中川翔子さんが薦めていた小説を読んでみました。

60年代。いわゆる全共闘を背景とした、若者が団結すれば世の中を変えられると本気で思っていた時代を生きた男女二組の物語です。それから15年後に生まれた自分からしてみれば羨ましいです。ビートルズもストーンズもフーもいたし、ヘルメットかぶって大声を出せるなんていいですね。許せるもんだったらやってみたい。
村上春樹氏の「ノルウェイの森」に近い、話の展開よりも空気を大事にした内容です。

いきなりネタばらしですが、男が男を好きになる話です。
っていっても表紙を見れば大体そんな話かな?って推測出来ます。

確かに面白くてあっという間に読んでしまいましたが、金持ちの道楽息子が好き勝手やって取り返しのつかないことになったって話なもんで、全く共感が出来なかったのが難点です。

無伴奏

無伴奏

  • 作者: 小池 真理子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1994/09
  • メディア: 文庫


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