SSブログ

モルグ街の殺人事件 [読書感想文]

ヴァン・ダインの二十則というのがあります。
それとは違って昔の推理小説には前置きが長い、言葉遣いが難しいなどありますが、シチュエーションの空気感を大事にしてあるのが多く、過剰な展開がない分、当時の街のイメージなどを思い描くことが出来ます。
モルグ街の殺人事件はおよそ150年前の作で推理小説の原点。
ロックでいうと、ロバート・ジョンソンを聴いているような感じです。
シンプルなんだけど元となるコード進行みたいなのがしっかり出来ていて読者を楽しませてくれます。

モルグ街の殺人事件

モルグ街の殺人事件

  • 作者: 佐々木 直次郎, Edgar Allan Poe, エドガー・アラン・ポー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1951/08
  • メディア: 文庫


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。