ゴルフGT TSIを試乗

元々、BMW１１６iを購入する前に最大のライバル、ゴルフに乗っていなかったことがかなり悔しくて、今更になって乗った次第です。
それにＧＴ ＴＳＩといえば、コンプレッサーにターボのダブル加吸気機で1.4リッターがおよそ2.0リッターの性能になっていたり、マニュアルよりも素晴らしいともいわれるDSGの組み合わせ。BMW　1シリーズに出る幕なぞないんだろうな・・・次はこれかなぁと胸を膨らませて、試乗に望みました。

正直、試乗した結果、この車の魅力を見つけることが出来ませんでした。
確かに、この車はすごいわけなのですが、この車がどれだけすごいメカニズムか分かって初めてすごいと思えるわけです。
つまり自分にとって、この車に３００万円は出せません。逆をいうとそれだけ自然でした。
シャシー本体の出来は素晴らしいと思うので、それを考えると個人的には６６万円安いベーシックモデルが一番お得じゃないかと感じました。

ゴルフが売れてるのなら、アウディだってこれからどんどん伸びる気がします。それだけ大して値段の変わらないアウディの方が自分にとって魅力を感じました。
それと、ドイツ車ゴルフに比べれば、レクサスの方に官能性を感じたのが正直なところです。
評論家の言うことはあまり真に受けてはいけないとも思った次第です。

後日、考えたところでは「ＧＴ　ＴＳＩ」っていう名前だから過剰に考えてしまうわけで、ただのＴＳＩ、この車はエコなんです。と言ってくれれば、すごくいい車に感じていたかもしれません。
ＤＳＧは確かにマニュアルに取ると綺麗に変速しますが、だからといってエンジンの回転数を上げても気持ちよく感じません。だったらオートマチックでいいかと戻してしまいます。

ＤＳＧも燃費に貢献するそうです。